木製家具の手入れ

家具は、直射日光の当るところ、また冷暖房器のそばなど温度差の激しいところに置かないでください。色があせたり、塗装面がはがれたり割れたりしてしまう原因になります。
湿度の高い環境に長く置かれると木が膨張して変形したりカビが生えやすくなります。通風と換気を行ってください。
PVC合成皮革は暖房器具や直射日光の輻射熱を長く浴びていると含まれている可塑剤が減少して硬くなりヒビ割れする場合があります。
家具は必ず水平に設置します。テーブルや椅子の脚がガタつく、扉の閉まりが悪くなったり接触する、引き出しがかたくなる、それらの原因の大半は家具本体がねじれているからです。そのまま長い間使うとどこかの部品が疲労して壊れることがあります。
ダイニングテーブル

汚れてしまった場合

通常の汚れ
中性洗剤をぬるま湯で100倍程度に薄め柔らかい布を浸し、固く絞ってふき取った後、ぬるま湯に浸した布で洗剤をふき取り、乾拭きします。食器棚などのガラス扉をクリーナーで拭く場合は、枠にクリーナーをつけないよう注意してください。
マジックなどの汚れ
中性洗剤で繰り返し拭き取ります。シンナーなどは使用しないでください。特にラッカー塗料は色落ちしてしまうので注意してください。マニキュアの汚れは落とせません。

傷がついてしまった場合

市販のクレヨンタイプやペンタイプの補修材などで目立たないようにできます。深くえぐれてしまったような傷は、家具用パテで埋めて着色することも出来ますが、高度なテクニックを要します。購入店やメーカーにご相談ください。
ダイニングテーブルの傷予防には、天板の形に合わせてオーダーカットできる<PSマット>があります。両面がコーティングされているのでビニールクロスのようにくっつく心配もありません。小さいお子さんがいらっしゃって傷が心配なご家庭などにおすすめです。ビニールクロスは木の呼吸を妨げ、そりや割れの原因となるので使用しないで下さい。

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